剣山スーパー林道は、昭和47年に特定森林地域開発林道「剣山線」として着工され、13年の歳月をかけて全線開通しました。全長が87.7kmと日本一長い林道です。上勝町役場のある落合で横峯橋を渡り勝浦川の本流に沿って走ると、やがて道路が対岸へと渡る橋があります。ここがこのスーパー林道の起点となる角屋橋です。この先は殿川内渓谷と呼ばれ林道沿いには見事な渓谷が続きます。特に5〜6月の新緑のころは特筆なもの。まぶしい程の木々の緑、岩肌に所々のぞくツツジの紅色がなんともいえません。勿論、秋の紅葉も負けず劣らず見事なことは言うまでもありません。坂を登りつめ突然視界が広がった所が旭丸峠です。旭丸峠の標高が1180m、ここから東へ進めば野間殿川内林道を経て神山町へと通じています。悲願寺・雨乞いの滝・神山温泉とみどころもいっぱい。旭丸峠からスーパー林道は西へと延びて標高1050mの土須峠までは雲早山の北側を神山町を右手に見下ろしながら進みます。景色が次々と変化し、楽しめます。土須峠を越え舗装道路につきあたったら、そこが国道193号線です。すぐ右にある雲早トンネルを逆方向の北へと抜けると神山町・吉野川市美郷・山川を経て徳島自動車道の脇町ICへと行くことができます。高松・岡山方面からはこちらの方が近道となりますが、山道連続です。運転に自身のないかたは、徳島市まで出て勝浦川を遡るのがベストです。距離こそありますが、時間的にはそうかわりません。トンネルを抜けてすぐの所に、しゃくなげが見事な「岳人の森キャンプ場」があります。